【まとめ】確率論で説明する「カプ・テテフGX」の重要性


「ポケモンカードゲーム」で今やどのデッキにも採用される汎用カードといえば「カプ・テテフGX」です。

なぜこれほどまでに採用されるんでしょうか?

その1つの理由は安定した展開を可能にするという点にあります。

その理由を確率を用いて説明します。

ドローソースの有無が展開力に直結する

ポケカではバトル場やベンチにどれだけ早くポケモンを配置できるかが1つの勝利のカギになります。

そこで重要なのが「リーリエ」「シロナ」などのドローソースの有無。

ポケカのドローソースは最大8枚まで引けるので、これを使えるか使えないかでは展開に大きく左右されます。

さらに言うとより早いターン、初手で使えるかどうか。

今回は「カプ・テテフGX」を採用することによって、初手で使いたいサポートを引ける確率を計算します。

欲しいサポートを引ける確率

最初に7枚引いたとき、欲しいサポートが手札にある確率を計算しましょう。

計算式は下記のようになります。

(初手でサポートが引ける確率)=1-(初手で引けない確率)

  • デッキ枚数 = 60
  • 初手手札枚数 = 7
  • サイド枚数 = 6
  • 初ターンドロー枚数 = 1
  • x = サポート採用枚数
$$(初手でサポートが引ける確率)=1-(\frac{_{60-x} C _{7}}{_{60} C _{7}})$$

ここからサイド落ちする確率、初ターンのドローで引ける確率も考慮すると下記のようになります。

(サポートが引ける確率)=
   {1-(初手で引けない確率)} + 
   {(初手で引けない確率) × 
     (全てサイド落ちしない確率) × 
     (初ターンのドローで引ける確率}
   }

$$(初手でサポートが引ける確率)=(1-\frac{_{60-x} C _{7}}{_{60} C _{7}}) + (\frac{_{60-x} C _{7}}{_{60} C _{7}}) (\frac{_{53-x} C _{6-x}}{_{53} C _{6}})(\frac{1}{47})$$

同名カードは最大4枚までデッキに入れることができ、それぞれの確率はこうなります。

採用枚数確率
1枚13.36%
2枚25.43%
3枚35.91%
4枚45.06%

最大枚数である4枚採用したとしても欲しいカードが引ける確率は40%程度です。

ここに「カプ・テテフGX」の特性「ワンダータッチ」を使うことで、サポートが手札になくても山札から手札に加えることができます。

さらに「カプ・テテフGX」が手札になくても「ハイパーボール」「ミステリートレジャー」で手札に持ってこれます。

要するに欲しいサポートが手札になくても起点となるカード枚数が増えるので、サポートを引ける確率も格段に増えることになります。

先程の計算式にあった「x = サポート採用枚数」が「x = サポート採用枚数 + カプ・テテフGX採用枚数 + ハイパーボール等サーチグッズ枚数」に変化することになります。

つまり計算式のxの値が増えるので・・・。

採用枚数確率
1枚13.36%
2枚25.43%
3枚35.91%
4枚45.06%
5枚53.05%
6枚60.00%
7枚66.03%
8枚71.26%
9枚75.76%
10枚79.64%
11枚82.96%

例えば「サポート4枚 + カプ・テテフGX1枚 + ハイパーボール4枚」をデッキに採用すると75%の確率、4回中3回は狙ったサポートを初ターンに使うことができます。

カプ・テテフGXの複数枚採用について

初手の安定性向上について説明しましたが、「カプ・テテフGX」を複数枚採用する理由はこの確率を上げるだけでしょうか?

実はそれだけでなく安定性を長く維持することにもなります。

1枚だけ採用した場合を例に考えてみましょう。

まず初ターンに「カプ・テテフGX」の特性「ワンダータッチ」を起点にサポートを使ったとします。

その後、引きたいサポートを引ける確率はどうなるでしょうか?

「カプ・テテフGX」がベンチにあるので、サポートを自力でドローするほか方法がありません。

デッキの枚数が減り上記の確率よりはあがりますが、少し心もとない数字になります。

高確率で引けるターンを長く維持するためにも複数枚採用する意味が十分にあります。

その他に「カプ・テテフGX」の「ベンチ落ち」を防ぐのにも役立ちます。

1枚だけ採用した場合のベンチ落ちする確率は約10%、2枚の場合は約0.8%です。

サポートが展開力のカギになるデッキでしたら複数枚採用すべきです。

デッキのコンセプト次第

ここまで「カプ・テテフGX」の採用理由を力説しましたけど、乱発すると終盤に「グズマ」などでバトル場に出されて負け筋にもなり得えます。

構築したデッキの戦法がサポート頼みであれば複数枚あったほうがいいですし、いろんな攻め方ができるなら必要以上に頼る必要はないと思います。

結局はデッキ構築次第なので、対戦しながらちょうどいい枚数を探したほうが良いでしょうね。

おわりに

安定性という言葉を具体的な数字に表すことに寄って、さらに「カプ・テテフGX」の強さが際立ちましたね。

デッキがあまり回らないとお悩みの方は採用を考えてみてはいかがでしょうか?

最後まで読んで頂きありがとうございます。